不動産大手8社は、全国のマンション購入意向者33万人を対象に、「住んでみたい街アンケート」を実施。で、首都圏の2位が吉祥寺、2位が自由が丘とおしゃれな街が上位になったと言う記事がありました。対象がマンション購入意向なので、一概には言えませんが、街のイメージが与える影響は大きいですね。やっぱり都心回帰は確実に起こっていて、郊外のニュータウンといわれる地域では、逆ドーナツ化現象がおこったり、開発したはいいけれど閑古鳥状態といった話も聞きます。結局最後に残るのは確固たるブランドを長年にわたって構築できている街と言うことになるのですね。
ただ、個人の意思と言うのが通りやすくなった今、一概にこれだけではないでしょうね。若い人でも地方でのんびり暮らしたいという人もいれば、老後は都内の便利なところにマンションを買ってという人もいる。特に幼い頃は都内で暮らしていて、マイホームブームで家を郊外へ買った人の都心回帰は強いのではないかなと感じています。あと面白いのがニュータウンは開発された時期により、入植者の世代と共にその町の若さも一緒に推移していて、老人だらけの街や子持ちだらけの街、ベビーブーマーな街などと、はっきり分かれている気はします。そう考えると、同じ街に数世代にわたって家族が暮らすということがなくなってきているということ。今までは地方に親がいて子供は都会への構図から、同じ都会でも親の住む街と子の住む街が違ってきている。そうすると、同じ都会でも地域格差が激しくなり、都内でも北・板橋・荒川・足立と、品川・渋谷・目黒・世田谷で住んでいる年齢層の重心がはっきり見えてきます。
都心→郊外→都心と世代の層が代わってきているということは、また数十年後には郊外の時代がやってくるのか?はたまた、今度は世代と言うものに移民と言う話が出てきて、移民の街が出来たりもするのか。どうなっていくのでしょうかね。
2008-09-09
2008-09-04
明日の神話
岡本太郎の「明日の神話」の設置工事が渋谷駅で始まっていました。
昨年のMOTの常設展での公開時に2度ほど観に行きました。また会えるとは・・・しかも、渋谷駅のJRと井の頭線をつなぐ連絡橋の壁面と言うのだから、またユニーク。
とは言え、たしか明日の神話はメキシコだかのホテルからの依頼で製作されたもので、ホテルに飾られる予定だったのですが、そのホテル事業が頓挫した為に、その後行方不明になってしまっていたのが、数年前ひょんなことから発見され、岡本太郎の奥さんの岡本敏子さんが何とか復活させたいということで日本へ帰国してきたもの。
さて私はART関係を意識してみるようになったのが最近のことなので、それまでは漠然としたイメージしかなかったので、岡本太郎と言うと「芸術は爆発だ」のステレオタイプなものだったのですが、この明日の神話の特集した本屋、評論家の本などから、戦争に対するイメージが強いということを感じました。それ以外だと、「太陽の塔」ぐらいしか知らなかったのだから。昨年のMOTでの常設展では、岡本太郎が製作した土器が多く展示されていたのも、印象深かったです。
昨年のMOTの常設展での公開時に2度ほど観に行きました。また会えるとは・・・しかも、渋谷駅のJRと井の頭線をつなぐ連絡橋の壁面と言うのだから、またユニーク。
とは言え、たしか明日の神話はメキシコだかのホテルからの依頼で製作されたもので、ホテルに飾られる予定だったのですが、そのホテル事業が頓挫した為に、その後行方不明になってしまっていたのが、数年前ひょんなことから発見され、岡本太郎の奥さんの岡本敏子さんが何とか復活させたいということで日本へ帰国してきたもの。
さて私はART関係を意識してみるようになったのが最近のことなので、それまでは漠然としたイメージしかなかったので、岡本太郎と言うと「芸術は爆発だ」のステレオタイプなものだったのですが、この明日の神話の特集した本屋、評論家の本などから、戦争に対するイメージが強いということを感じました。それ以外だと、「太陽の塔」ぐらいしか知らなかったのだから。昨年のMOTでの常設展では、岡本太郎が製作した土器が多く展示されていたのも、印象深かったです。
2008-08-27
2008-08-25
2008-08-19
RWWスクリーニング
RWWスクリーニング(Real、Win、Worth it)
1 現実的か?
その市場は現実的といえるか。
・その製品へのニーズやウオンツが存在するか。
・顧客はその製品を購入できるか。
・潜在市場はそれなりの規模か。
・顧客はその製品を買うだろうか。
その製品は現実的といえるか。
・製品コンセプトは具体的か。
・その製品を本当につくれるのか。
・その製品は市場を満足させられるか。
2 勝てるか?
その製品に競争力はあるか。
・その製品は競争力を持ちうるか。
・現在の競争優位を維持しうるか。
・ライバルはどのように対応するか。
自社に競争力はあるか。
・他社にはない経営資源を持っているか。
・プロジェクト・マネジメントに長けているか。
・ターゲット市場を理解し、対応できるか。
3 やるだけの価値があるか?
その製品は、許容できるリスクに見合った利益を上げられるか。
・コストが利益予測を上回るか。
・リスクは許容範囲内か。
その製品を発売することに、戦略上の意味があるか。
・製品は全社的名成長戦略に貢献するものか。
・トップ・マネジメントは支持しているか。
1 現実的か?
その市場は現実的といえるか。
・その製品へのニーズやウオンツが存在するか。
・顧客はその製品を購入できるか。
・潜在市場はそれなりの規模か。
・顧客はその製品を買うだろうか。
その製品は現実的といえるか。
・製品コンセプトは具体的か。
・その製品を本当につくれるのか。
・その製品は市場を満足させられるか。
2 勝てるか?
その製品に競争力はあるか。
・その製品は競争力を持ちうるか。
・現在の競争優位を維持しうるか。
・ライバルはどのように対応するか。
自社に競争力はあるか。
・他社にはない経営資源を持っているか。
・プロジェクト・マネジメントに長けているか。
・ターゲット市場を理解し、対応できるか。
3 やるだけの価値があるか?
その製品は、許容できるリスクに見合った利益を上げられるか。
・コストが利益予測を上回るか。
・リスクは許容範囲内か。
その製品を発売することに、戦略上の意味があるか。
・製品は全社的名成長戦略に貢献するものか。
・トップ・マネジメントは支持しているか。
2008-08-17
2008-08-16
2008-08-15
オリンピックの風景
連日オリンピック中継で盛り上がっていますが、TVで見る側としては別にその開催地に行っているわけでもなく、前回と若干顔ぶれが代わった選手が出ている競技を見ていることになり、そ こが北京でもアテネでも違いを感じることはないような気がする。開催国にとっては地の利と言うのはあるが、協議ルールは変わらない為、これが北京でのオリ ンピックだという記憶がどれだけ残るのだろうかと感じてしまう。マラソンなどは街中を走るのでやっぱり北京でのオリンピックだったと記憶されるのでしょう が。ちなみにバルセロナの夏は暑くマラソンは夜にやっていた記憶があるけど今回も同様でしょうかね?
そういえば、オリンピックが来ると景気が潤うの法則が今回は成り立りたったという話が朝日新聞に出ていた。上海市場の主要株が下落しているとかで、そもそもオリンピックやワールドカップをおこなう目的が経済の活性化となっていることは様々な紙面で謳われているし、日本も東京オリンピックのおかげで高度成長が達成できたと言う部分もあるのでしょう。ただ既に成熟している国でおこなわれた場合は単なる施設が増えるだけのような気がしないでもない。冬季のおこなわれた長野は10年経った今、どうなっているのだろうか?少なくとも数年前に長野に行った時にはデパートはつぶれ新幹線は通ったけれど、街中に人はまばらで、(善光寺のあたりは相変わらず活気がありましたが)他の地方都市と同じ様な問題があるように感じた。オリンピックはお祭りなのでお祭り後の寂しさを感じます。あぁお祭りだからついついTVを毎日観てしまうのですね。
そういえば、オリンピックが来ると景気が潤うの法則が今回は成り立りたったという話が朝日新聞に出ていた。上海市場の主要株が下落しているとかで、そもそもオリンピックやワールドカップをおこなう目的が経済の活性化となっていることは様々な紙面で謳われているし、日本も東京オリンピックのおかげで高度成長が達成できたと言う部分もあるのでしょう。ただ既に成熟している国でおこなわれた場合は単なる施設が増えるだけのような気がしないでもない。冬季のおこなわれた長野は10年経った今、どうなっているのだろうか?少なくとも数年前に長野に行った時にはデパートはつぶれ新幹線は通ったけれど、街中に人はまばらで、(善光寺のあたりは相変わらず活気がありましたが)他の地方都市と同じ様な問題があるように感じた。オリンピックはお祭りなのでお祭り後の寂しさを感じます。あぁお祭りだからついついTVを毎日観てしまうのですね。
2008-08-12
アネット・メサジェ:生と俗の使者たち
アネット・メサジェの生と俗の使者たちが森美術館で開催されています。
印象的だったのは、槍と言う作品。各地の紛争の地図をモチーフにした絵とやりに突き刺された異形な人形。紛争で亡くなった人々へのオマージュに感じた。また人の体のアップされた写真を活用した様々な作品(キマイラや身体部分の肖像等)は人の体に対する不思議な執着心を感じた。ピノキオをモチーフにした「カジノ」はベネチアビエンナーレの金獅子の受賞作。鯨の内部ともイタリアの町の夜景とも思える景色と時計の針に人々はワクワクするモノに魅せられる事を改めて実感した。この作家の作品には常に生への意識を感じる。作家自身の明るさ作品とのギャップを感じたがそれこそがこの人の生への意気込みなのでは?年を取るほど動きたくなると言う言葉が心に残りました。
印象的だったのは、槍と言う作品。各地の紛争の地図をモチーフにした絵とやりに突き刺された異形な人形。紛争で亡くなった人々へのオマージュに感じた。また人の体のアップされた写真を活用した様々な作品(キマイラや身体部分の肖像等)は人の体に対する不思議な執着心を感じた。ピノキオをモチーフにした「カジノ」はベネチアビエンナーレの金獅子の受賞作。鯨の内部ともイタリアの町の夜景とも思える景色と時計の針に人々はワクワクするモノに魅せられる事を改めて実感した。この作家の作品には常に生への意識を感じる。作家自身の明るさ作品とのギャップを感じたがそれこそがこの人の生への意気込みなのでは?年を取るほど動きたくなると言う言葉が心に残りました。
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