アネット・メサジェの生と俗の使者たちが森美術館で開催されています。
印象的だったのは、槍と言う作品。各地の紛争の地図をモチーフにした絵とやりに突き刺された異形な人形。紛争で亡くなった人々へのオマージュに感じた。また人の体のアップされた写真を活用した様々な作品(キマイラや身体部分の肖像等)は人の体に対する不思議な執着心を感じた。ピノキオをモチーフにした「カジノ」はベネチアビエンナーレの金獅子の受賞作。鯨の内部ともイタリアの町の夜景とも思える景色と時計の針に人々はワクワクするモノに魅せられる事を改めて実感した。この作家の作品には常に生への意識を感じる。作家自身の明るさ作品とのギャップを感じたがそれこそがこの人の生への意気込みなのでは?年を取るほど動きたくなると言う言葉が心に残りました。
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