2010-02-14

昭和30年代の住宅改修を見学して

今月の神楽坂建築塾では成田東S邸の見学へ行きました。
 
この建物は昭和30年代に建てられたもので、まぁちょっと足を伸ばせばそれほど昔にならないくらいの時間距離です。(私の生家も昭和40年代初頭)
ごくごく日本中に残っている古民家ほど戻らない戦後住宅と行ったところでしょうか。

こう行った住宅を住み継いで行くこと、そしてそうする為に改修によりさらに住宅へパワーが与えられていくことを感じ取れるものでした。

また施主さんと建築家、大工が常に考え施主の想いを実現していく過程が話の端はしから伺えました。結果としては当初予算の3倍になってしまったそうですが、やはり造る中で少しでもいいものをと言う施主とそれを叶えるために色々考える建築家。現実的な面からアドバイスを送っている大工の組み合わせが良いものを造ったのだと感じる見学会でした。
 もう少し突っ込んでは「城跡広場」の方でいずれやりますか・

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